2011年3月1日火曜日

東野圭吾「白夜行」

860頁、上下2巻を一冊にした位の、文庫本ではあまりみかけない分厚さ。
寝転んで読むのは腕が疲れた。
さて、殺人事件の周辺事情から始まる。
読みはじめから、引き込まれるのが、いつもの著者の見せ所。
しかし、登場人物が多いので、古呆けた頭に混乱がきたす。
混乱のまま、なんとなく、美しく清楚な唐沢雪穂の醸し出す怪しさに引き込まれて読みすすむ。
夜、読み出してハッと時計を見ると、就寝時間をずいぶん過ぎて入ることがあった。
終盤になると、どうなるのか気になって、気になって一気に読んだ。

「ほ~ッ」深いため息とともに読み終わった。
ため息の元は今の社会の深い澱みへの思い。
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