32巻でこの長編も終わった!と思った。
田沼意次に暗殺された、次期将軍の家基の死と、田沼の陰謀によって潰された神保小路、尚武館佐々木道場。
でも、なんだか、奥歯に物が挟まったような気もしていた。
回し読みの仲間たちも同感だったが、やはり33巻が出版された。
磐音とおこんは田沼の追跡を逃れて放浪の旅に出る。
この物語の切なさ、快活な解決、そして、いつも市井の人たちのコミニケーション模様に癒される。
だから、悲しい結末がそのままで終わらなかったことを読者達は喜んだ。
坂崎磐音とおこん夫婦の新しく始まった苦難の道は遠いかもしれない。
でも、世の中、理不尽ばかりじゃないよ。
いつか道が開けるよ、と読者は応援の気持ちで次号を待っている。
それにしても、佐伯泰英氏は凄い!
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