このご時世「内定を頂いた」に訂正。
いろいろ困難な事情を抱えた彼が大学に入ったとき、私の友人たちもカンパパーティーに参加して送り出してくれた。
実際、あの頃の彼を見ていると、本当に卒業するだろうかとも思った。
確かに最初は心配な様子も見えた。
2回生に上ってからの単位の取り方は目覚しく、帰って来る度に人間的成長を見せるようになった。
そして今日、内定貰いました、との電話。
幾日か前に手紙が来た。
「亡くなった母に代わり、お父ちゃん、お母ちゃんに立派な姿を見せたいです。」
齢をとると涙もろくなるんだよなー。
4年分、多額の奨学金を背負っての旅立ち。
でも、それは金で買えないものを彼に与えてくれた。
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