疲れてしまった夫を見かねて、車のある大浪池まで送って下さったハイカーの女性が、今が一番きれいだから、とオオヤマレンゲを硫黄岳の麓で見せてくださった。
真っ白な肉厚の花は太陽の光を透かすような美しさに感動した。
大浪池の遊歩道は初めて聴く小鳥の大合唱であった。
それを、友人達にも見せたい、聴かせたい!
それで2回、大阪から、友人達を霧島連山から高千穂峰登山に案内した。
霧島ツツジや峰々の美しさが忘れられない。
ぱっくり開けた新燃岳の火口底は緑色の池があった。
友人は高千穂峰を股下覗きをして「ほら!見て!きれいよ~!」と喜んだっけ。
あの火口から、溶岩ドームが頭をニョッコリだしている。
あの、素晴らしい自然は今、どうしているのだろう?
さて、先月蔵王にスキーに行った。
山形で、こんもり積もった雪をそのままにした家をみて、高齢者家庭の現実を感じた。
鎌倉祭りでもまず、鎌倉を作る場所の除雪をしていた。
雪は恵みであり、またご苦労の種にも・・
わが故郷も・・・今、新燃岳の噴火の影響をまともに受けている。
テレビや新聞で知ったことに胸が痛む。
風向きの加減で、都城市や志布志市が降灰が特に報道されているが、故郷は志布志市の北東だ。
高隈連山に守られているのだろうか?瞳の中の故郷の景色をなぞる。
肝属平野を真っ直ぐ伸びる農道の畑、豊かな地下水を集めて流れる川々。
それに沿う水田の金色に波打つ稲穂。
校歌にも歌われている高隈連山と国見山連山の挟まれた平野だ。
いつも心にある懐かしい故郷の景色。
降灰は子供の頃からの記憶にあって、風呂底にも溜まっているほど普通のことだった。
洗濯物はぱっぱっと掃って取り込む。
出水の白鳥の鳥インフルエンザ発生から、時間の問題と思っていたが、やっぱり・・・。
口蹄疫、鳥インフルエンザ、降灰、私でさえため息が出る。
地元のため息はいかばかりか!
せめて、スーパーでは故郷のものを探すようにしている。
0 件のコメント:
コメントを投稿