2010年10月8日金曜日

映画「悪人」

観終わってから、こんなに泣く映画は始めて。
映画が終わって、トイレに行く間も涙は止まらなかった。

悪人は誰?確かに悪人は悪い。
でも、どこから悪人は始まるの?
どうして、悪人になるの?
「なんという悪い人だ」とニュースを観たり聞いたりして憤慨する。
その人のなんにも知らないで、簡単に「お前は悪人だ」と叫んでいいのかと、問われているような気がして涙が溢れた。

妻夫木聡くんのハンサム度が大好き、眺めるだけで絵になる。
今までのかっこいい役ではないけれど、この妻夫木くんも「いい役者だなあ。」とうっとりする。
深津絵里さんの熱演もいい。全身全霊の深津さんだった。
だけど、妻夫木君も全身全霊、賞をあげたかったなあ。

おばあちゃん役の樹希樹林さんの瞳、胸を絞られるような気持ちになった。
樹希さんにも賞をあげたいなあ。
殺された娘の父親役の柄本明さん、仕返しをして犯罪者にならなくてホッとした。
柄本さんにも賞をあげたいなあ。
清水君の雇い主、二人のお母さん、バスの運転手さん他、少しずつ出ている人たちの存在感が素晴らしい。
みんなで一等賞の映画だった。

故郷の言葉にも似ているし、

長崎弁、佐賀弁、方言が柔らかくていい。


久石穣の曲もいい。
エンディングの福原美穂さんの歌も心に染み入るようないい曲だった。

帰りに本屋に寄り「悪人・上下巻」を買った。
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